過去に販売したアスベスト含有製品について

弊社では1957年から1989年まで製造・販売していた、旧フジパイプ(#1000)製品の原料としてアスベスト(石綿)を使用しておりました。

旧フジパイプ(#1000)の含有比率は、石綿45~50%,樹脂50%,その他5%になります。
なお、弊社が現在販売しております製品「フジパイプ(#7000)」にはアスベスト(石綿)は一切含まれておりません。
製品名:旧フジパイプ(#1000)
    アスベスト(石綿)含有の成形品(パイプ、継手類)

当社アスベスト(石綿)含有製品の見分け方について

旧フジパイプ(#1000)と現フジパイプ(#7000)とは、目視で識別できます。

旧フジパイプ(#1000)の改修・撤去作業等について

旧フジパイプ(#1000)はアスベスト(石綿)含有品ですので、改修・撤去作業等にあたっては、『石綿障害予防規則』や『廃棄物の処理及び清掃に関する法律』等の関係法令に基づき、事前調査・作業計画・届出・撤去・運搬・処分の一連の作業を適切に行う必要があります。
改修・撤去作業等にあたっては、事前に厚生労働省・国土交通省のホームページよりご確認下さい。

アスベスト(石綿)による健康障害について

石綿粉じんを吸い込むことにより、次のような健康障害が発生するおそれがあります。
① 石綿肺(じん肺の一種)
  肺が線維化するもので、せき等の症状を認め、重症化すると呼吸機能が低下することがあります。

② 肺がん
  肺にできる悪性の腫瘍です。

③ 胸膜、腹膜等の中皮腫(がんの一種)
  肺を取り囲む胸膜等にできる悪性の腫瘍です。

④ びまん性胸膜肥厚
  臓側胸膜(肺を覆う膜)が慢性線維性胸膜炎の状態になります。

旧フジパイプ(#1000)について不明点、ご質問がある場合は弊社までお問合せ下さい。
TEL:0545-61-1370(代)